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筑波大学数学系は今日もbuzzing!価格: 1,575円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 久々の本格的なエッセイである。全部で7章からなるが、最後の章は特に圧巻である。中澤武雄という大正2年(1913年)生まれで、昭和21年(1946年)には既に鬼籍に名を連ねておられた方に関する話である。悲劇の数学者というと、フランスのガロアあたりが、よく話題にのぼるが、日本にもそういう数学者がいたのだと認識を新たにした。現在の筑波大学の前身が東京教育大学であるが、その更に前身が東京文理科大学である。彼がその東京文理科大学に教官として籍をおいたのは、1935年から1938年というわずか4年間であるが、その間に彼が出版した4本の論文は、当時の日本の数学界からは殆ど注目されることがなかった。少し前ま |
山崩れ・地すべりの力学―地形プロセス学入門価格: 2,625円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 本書に目を通すと,十年ほど前に著者の講義を受講したときの内容が多く含まれている.国内外の自身の研究事例を挙げながら,「地形プロセス学研究の原点は地形をつくる材料(岩石や土壌)の性質を把握することであり,それを出発点として考える」と教授されたことや,実験・演習問題を通して,手作りの教育を心がけていた当時の著者の様子が鮮明に思い出される.本書はその講義ノートをベースとして書かれているとあるが,内容には,全く古さを感じさせない.それは地形学にとって本質的に重要な事柄が述べられているからであろう.本書は著者の研究者としてよりも,むしろ教育者としての真の姿が表現されているすばらしい研究教育実践書である |
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ビジネス数理への誘い (シリーズ・ビジネスの数理)価格: 3,045円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 本のタイトルからしていかめしそうですが、読んでみると文系の人間にもわかるように、やさしく書かれています。編者らは我が国の社会人大学院の草分け的存在である、筑波大学ビジネス科学研究科の講師達ですが、現実に起きている物事を数理的にモデル化する意義、方法論がよくわかります。本編はシリーズのガイド的位置づけですが、続編が楽しみです。文系人間にやさしくというコンセプトを貫いて欲しいものです。 |
ビジネスへの確率モデルアプローチ (シリーズ・ビジネスの数理)価格: 3,150円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 書名が刺激的ではあるものの、日本語でダラダラ、説明されてる確率、統計入門書が巷で見受けられます。本著は、数式の展開も丁寧で非常に理解しやすい。また、実務への応用例も多数あり、理論⇔応用の対比でより理解が深まるものと思います。確率、統計を短時間で丁寧に学習、あるいは復習したい研究者、実務家の方々必見です。 |
筑波大学(後期日程) (2005年版 大学入試シリーズ)価格: 2,079円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 今では大学入試の過去問と言えば『赤本』。筑波大学の後期はなぜだかとても人気があります。その理由のひとつには推薦入試に形式が似ているっていう話があるからでしょうか? 体系的に解答もまとめられていて、その他情報も満載なので来年度受ける方にも必須だと思います。 |
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