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松尾芭蕉とその門流―加賀小松の場合価格: 1,995円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 学術書の重厚さはあるが、文章は読みやすく楽しめた。
加賀小松(今の石川県小松地方)は「奥の細道」にも登場し、芭蕉が訪れたことで知られる。そこでの俳諧がどのように行われたか、一次資料を用いて実証するという内容。
個人的には、芭蕉や曾良や北枝のほかにも紹介される多くの俳人たちの関わりが興味深かった。さらに、小松地方の芭蕉一門が句会で詠んだ句をはじめ、たくさんの句が紹介されていて面白い。
寺に奉納された句など、たくさんの一次資料を紹介する良書である。
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